秋田市の北都銀行本店前にある通称「中通横断歩道橋」がついに撤去されます。
ここの歩道橋は1974年に秋田県が設置して以来、2018年の現在まで44年もの長い間秋田市民に利用されてきました。
「中通横断歩道橋」の歴史を調べてみた
今回の解体にあたり、中通横断歩道橋の歴史を調べてみました。
ソース(出典元)は秋田の地元新聞「秋田魁新報」の記事です。
設置されたのは今から44年前の1974年。
JR秋田駅西口周辺の道路が一方通行になったことを受けて秋田県が設置したようです。
当時は自動車が普及し始めた頃で、交通事故が全国的に多発した時代だったそうです。
そんな時だったからこそ歩道橋は歩行者と車を物理的に切り離す切り札だったと記録されていました。
「中通横断歩道橋」最期の姿を写真で記録しておこうと思う
写真を撮影したのは解体が始まる前日にあたる2018年10月14日です。
記事を執筆している2018年10月16日現在すでに解体工事が始まっており、明日17日早朝には完全撤去される予定です。(すこしさびしい・・・)
それでは歩道橋の最期の姿を写真で振り返ってみたいと思います。
▼北都銀行前の「中通横断歩道橋」
▼2018年10月14日現在、すでに階段は撤去されていました。
▼中通横断歩道橋の真向かいにある歩道橋から眺めてみます。
▼交通標識と重なってしまいよく見えませんでした。
▼歩道橋を降りて「中通横断歩道橋」のそばまで行ってみます。
▼秋田市内の歩道橋でT字路に大きくまたがる歩道橋はおそらくここだけ?なのではないでしょうか。
▼解体工事を告げる看板も設置されてありました。改めて解体を告げられると「いよいよ無くなるのか・・・」と感慨深くなります。
▼中通横断歩道橋の真下の写真です。
▼以前(今から10年くらい前)はよく歩道橋を通っていました。懐かしい。
▼JR西口に向かう道路からの眺めです。ここの歩道橋は直線距離で結構長かったんですね。
まとめ
私が生まれた時にはすでにここの歩道橋は整備されていました。
今回の撤去の理由は歩道橋の老朽化や利用者の減少など、さまざまあったんだと考えられます。
時代の流れなので仕方ないのですが、地元から昔ながらの歩道橋が減っていく光景はすこしさびしさを感じます・・・。
中通横断歩道橋、44年間お疲れさま!
どうもありがとう!!