2018年3月17日(土)、秋田にまたひとつ新たな歴史が刻まれました。
Bリーグに所属する秋田初のプロバスケットボールチーム秋田ノーザンハピネッツが、この日いろんな『最多』を記録したのです!
- 【新記録1】クラブ初!入場者数は過去最高の4,721人!
- 【新記録2】Bリーグ参入後、初めて108点の高得点をマーク!
- 【新記録3】クラブ初!連勝記録を17に伸ばす!
クラブ史上初となる新記録の数々を現地で目撃してきましたので、参戦レポートの記事を時系列を追いながら書いてみました。
「ハピネッツの観戦は初めて」という初心者ブースターさんでも、この記事を読み終える頃には自信をもって試合に参戦することができるでしょう!
もくじ
1年ぶりに前売り観戦チケットが完売
チケットの完売を知らせるスマホ版の情報ページ
それは試合の約1週間前のできごとでした。
2018年3月9日(金)、この日前売りチケットは完売を記録しました。
ちなみに完売を記録する2日前、2018年3月7日(水)の記録がこちら。
ほとんどの席が完売している状態の中、私はまだチケットを購入していませんでした。
2階自由席のチケットも完売間近でしたので、売り切れになるのは時間の問題だと直感。
さすがに観戦に行けなくなるのは困るため、3月7日(水)のうちに近くのコンビニで前売り観戦チケットを買ってきました。
こうしてチケットの購入から2日後に予測は当たり、前売り観戦チケットは完売したのでした。
振り返ると購入のタイミングは本当にギリギリでしたね。
売り切れる前にチケットを購入できて良かったです。
前売り観戦チケットが完売すると当日の観戦チケットは販売しない
前売り観戦チケットが完売すると運営側は当日の観戦チケットの販売を行いません。
インターネット販売、コンビニ各店・その他前売りチケット販売店、団体観戦受付分の観戦チケットが完売に伴い、3月17日(土)につきましては、当日券販売は致しません。
『前売り観戦チケットが完売すると当日チケットの販売がない』これは覚えておくといいと思います。
私も今後のために記事で残しておきます。
Bリーグ参入後、チケットが完売したのは今回が2回目
2016年のBリーグ元年に私はハピネッツのブースターになりましたが、記憶が確かなら過去にも一度だけ前売り観戦チケットが完売したことがありました。
それが2017年2月18日(土)、vs横浜ビー・コルセアーズ戦「本気のピンク大作戦」の時です。
CNAアリーナ★あきたにて開催される、「秋田ノーザンハピネッツVS横浜ビー・コルセアーズ」2月18日(土)の観戦チケットが、追加販売分も含め全席種の予定販売数を終了(完売)しましたので、お知らせいたします。
そういえばこの日もピンクのTシャツを配布する日でしたね。
どうやらホームゲームでTシャツが配布される日はチケットが完売する傾向にあるようです。
チケットを確実に買うための対策
今回の事例から今後私たちにできる対策を考えてみました。
それは、ほんのちょっとでも試合を観戦する気持ちがあるならとにかく早くチケットをゲットすること!
当たり前ですが、これに尽きます。
特にTシャツ配布の企画が行われるホームゲームの観戦チケットは早め入手しておいて間違いないです。
『買わずに後悔』をしないために、早めに動くことって大事です!
チケット完売時の駐車スペース事情
前売り券完売ということで、当日は早い時間から多くのブースターがすでに現地に駆けつけていることが予想されました。
このような日は駐車場を確保するためにも、すこしでも早く現地に到着しておく必要があります。
座席が2階自由席ならなおさらです!
開始2時間前に到着!・・・すでに遅かった
当日は14:00からの試合だったので2時間前の12:00には現地周辺に到着しました。
・・・遅かったです。
すでに駐車できるスペースはありませんでした。
試合後にネットの口コミ情報を読んでみたら、開場2時間前の午前9:00頃の段階でCNAアリーナ★あきたには長蛇の列ができていたと書き込まれています。
244 バスケ大好き名無しさん 2018/03/17(土) 08:27:33
早く来い
列は通常の2~3倍に!
253 バスケ大好き名無しさん 2018/03/17(土) 09:57:05
最後尾が見えません…
254 バスケ大好き名無しさん 2018/03/17(土) 09:59:19
開幕戦のときぐらい既に並んでんじゃね~か
259 バスケ大好き名無しさん 2018/03/17(土) 10:25:23
凄いとは思っていたけど…こんな早くから関係者入り口までだなんて…想像以上だよ。選手はメッチャ嬉しいだろうねぇー
出典:【B.LEAGUE】秋田ノーザンハピネッツ第96Q【保岡ヨロシクネ】
ヤマダ電機の駐車スペースが満車!
ハピネッツのホームゲーム開催時は臨時駐車場のひとつにヤマダ電機の駐車スペースが用意されています。
私は利用したことがありませんが、どうやらヤマダ電機の駐車可能スペースもこの日ばかりは満車だったようです。
261 バスケ大好き名無しさん 2018/03/17(土) 11:18:11
ヤマダ電機の使用して良い駐車場埋まってるーー
秋田市環境部の駐車スペースまで満車!
同じく秋田市環境部の駐車場もホームゲーム開催時は臨時駐車場として利用できます。
ここは普段ならほとんど埋まることがないため、私の場合、参戦する時はいつも秋田市環境部の駐車場を利用しています。
場所は地図の赤枠のところです。
しかし、この日ばかりは秋田市環境部の駐車場も満車でした!!
どこを見渡しても車でビッシリ!!
「まずい、車が停められないのでは・・・!」
さすがに焦りました。
その後、環境部の敷地内にわずかな駐車スペースを偶然見つけました!
無事に駐車できてよかったですー。
秋田市環境部に駐車できたら、あとはアリーナを目指して国道沿いをひたすら歩き進みます。
ちなみに秋田市環境部からCNAアリーナ★あきたまでは、徒歩で約10分くらいです。
ホームゲーム開催時の駐車可能場所について
ハピネッツのホームでの試合開催時は、CNAアリーナ★あきたの駐車場以外にも周辺に臨時駐車場が設けられています。
先ほどのヤマダ電機と秋田市環境部の臨時駐車場を含めて、公式で発表されている駐車場は次の5箇所です。
- CNAアリーナ★あきた駐車場
- ダイユーエイト秋田寺内店の駐車場(一部)
- 王子製袋(株)の駐車場(一部)
- ヤマダ電機テックランド秋田本店駐車場(一部)
- 秋田市役所環境部の駐車場
各臨時駐車場マップがこちら。
赤枠で囲ってあるところが提携している臨時駐車場です。
指定された駐車場以外の駐車は近隣に迷惑がかかりますのでやめましょう。
また駐車場が変更になる場合もあるので、最新の情報はハピネッツ公式ページで確認することをおすすめします。
当日の駐車場について分からないことは周辺の誘導員スタッフに聞いても丁寧に教えてくれます。
会場のアリーナに到着してからの流れ
会場周辺の演出がワクワクを高めてくれる
会場に到着すると公式スポンサーのスズキの車、ハスラーたちが出迎えてくれます。
そしてハピネッツの横断幕もお出迎え!
私はこの時点でいつも胸の高鳴りを隠せません(笑)
ゲートの前では秋田ノーザンハピネッツ株式会社の佐野会長がブースター一人ひとりにあいさつをしてくれます。
寒い中、いつもありがとうございます!そしてお疲れさまです!
ゲートをくぐったら手荷物検査があるよ
アリーナに入る際に手荷物チェックがあります。
荷物チェックと言っても格段に厳しいわけではなく、カバンのチャックを開けて中身をスタッフに見せればオッケー。
ここでは音の出る楽器類、缶類、危険物等が入っていないかを確認されます。
手荷物検査後は本日のゲームプログラムを受け取ろう
手荷物チェックが終わると、本日のゲームプログラムがもらえます。
この日はゲームプログラムのほかにノートと応援Tシャツのおまけが付きました。
来場者全員プレゼントのTシャツにはスラムダンク作者の井上雄彦先生のイラストがバッチリ描かれていました!
背面には「秋田さバスケ」のスローガンが描かれていました。
イラストのアップ。
迫力があります。
今回ばかりはホームゲームの参戦目的が「Tシャツをもらうこと」という人も多かったのでは!?
当日はあらかじめ用意されていたTシャツが足りなくなるほどの満員御礼ぶり!
今回のTシャツは来場者全員プレゼントなので、当日もらえなかったブースターには整理券が配布され後日郵送で届くとのことでした。
アリーナに入った瞬間に伝わってくる高揚感
手荷物検査を通過したら、晴れて館内に入ることができます。
館内に入った瞬間、アリーナから場内アナウンスが響き渡ってきます。
この時点で私の高揚感はすでにマックス!
1階席のチケットを持っている人はそのまま正面に進みます。
出入り口にはスタッフがいますので、チケットを見せてアリーナ内に入ります。
2階席チケットの人は出入り口の両サイドに階段がありますので、そのまま階段を登り2階に進んで大丈夫です。
開始1時間半前、すでに満席状態
中に入って感じたことは、今までに見たことがないようなピンクの迫力でした。
多少の空席があるとはいえ、どこを見てもピンク、ピンク、ピンク!!
クレイジーピンクの秋田ブースター、熱の入りが違います。
同時に問題になるのが座席でしょう。
指定席の場合は全く問題ありませんが、2階自由席の場合はここから座席探しが始まります。
私はアリーナ全体を眺めながらバスケを楽しみたいため、いつも2階の自由席を選んでいます。
2階自由席の場合、普段であれば人と人との間に何席か空席が残っていることが多いのですが、さすがにこの日ばかりは見つけられませんでした。
会場を15分くらいウロウロして、やっと空席を発見!
席に着いた時点で時計を見ると、開始1時間半前でした。
今日のようにお客さんがたくさん入る日は、試合開始90分前ですでに座席がない状態が当たり前です。
やはり人気チーム観戦の自由席を狙うなら早い時間に現地入りしないとダメですね・・・。
今回のように無料プレゼントがある日はなおさらです。
当然といえば当然なのですが、指定席チケットを買えば自由席のように空席探しをする時間と手間を省くことができます。
用事などで早い時間からアリーナに行くことができない場合は指定席チケットの購入がおすすめです。
ブースターとチームの演出の共演が素晴らしい
おもてなし演出に欠かせない「ビガビガ」
ほとんどのハピネッツブースターは「ビガビガ」と呼ばれるペンライトを持って選手の入場を迎えています。
そのビガビガの写真がこちらです。
ビガビガは本体に付いている3箇所のボタンをポチポチ押すだけで、12色切り替えができるという優秀なアイテム。
光が映えるし扱いやすいので、おもてなし演出に参加したい人にはおすすめ。
グッズ販売コーナーで2,500円(税込み)です。
2017年9月下旬に15色切り替えができる新しいビガビガが販売されました。
Newビガビガは1,600円(税込み)です。
ハピネッツブースターのおもてなし演出
そして毎回「素敵だな~」と感じるのは、相手選手の入場時にもビガビガで迎えていること。
これは私が初めてホームゲームに参戦した2016年10月1日にはすでにあった演出です。
今日の対戦相手Fイーグルス名古屋のチームカラーは青。
染まっていますねぇ~!
会場が青く染まる光景にハピネッツブースターの温かさが伝わってきます。
そして我らが秋田ノーザンハピネッツのビガビガの場面がこちら。
今日も全館がピンク一色!
いつ見てもクレイジーです(笑)
ハピネッツチアのキレッキレのダンス
選手が入場する前にハピネッツチアによるダンスの演出があります。
毎回キレッキレのダンスを披露してくれるハピネッツチアのメンバー。
きっと普段からものすごい量の練習をしているんだろうな。
ファンの期待を胸にハピネッツの選手が入場!
ハピネッツチアのダンスが終わるといよい選手が入場します。
若い番号から順に選手が入ってきます。
選手が入場する際、ブースターはその選手の愛称を呼びます。
もちろん黙って見ていても全く問題ありませんが、せっかくなので参加したほうが楽しいですよ。
ナンバー5、シューティングガード、田口成浩!!
会場MC
ブースター
しげぇぇーーー!!
大体こんな感じで叫びます(笑)
この叫びがなかなか爽快で、いい発散になるんですよ。
選手の愛称は当日配布されるゲームプログラムの選手プロフィール欄に書いてありますので初めての人でも安心して参加することができます。
そんなこんなで選手全員が入場しました。
この時点で私の声はすでにガラガラです・・・。
秋田県民歌を斉唱
選手入場後は会場にいる全員のブースターとスタッフで秋田県民歌を斉唱します。
会場総立ちで秋田県民歌を斉唱する光景は圧巻の一言。
そういえば小学生の頃、全校生徒で秋田県民歌を歌ったっけな。
まさか大人になってからも大勢で秋田県民歌を歌う機会があるとは。
私はハピネッツの参戦を通して秋田県民歌をより身近に感じるようになりました。
たまに行くカラオケでもいつのまにか秋田県民歌を歌っています。
ハピネッツのおかげで以前よりも愛着を持ったんでしょう。
アリーナはピンク一色!見渡すと伝わってくる迫力
秋田県民歌の斉唱が終わると、チームはそれぞれアップを始めます。
こんなに大勢のブースターが集まること自体がめずらしい光景なので、選手がアップしている合間に会場全体を見渡してみました。
す・・・、すげぇ・・・。
空席がわずかに残っている程度でほぼ満席状態・・・!
試合開始10分前になり、立ち見観戦のブースターもちらほら見られはじめました。
相手チームにとって、なかなかの脅威だろうな・・・。
試合はABS秋田放送の実況生中継!解説は高橋憲一アンバサダー
今日の試合はABS秋田放送の実況生中継が行われます。
いつも広いスペースを確保している撮影班もこの日ばかりはこじんまりしていました。
よく見ると撮影班の隣に放送席がありました。
実況はABS秋田放送の廣田アナウンサー、解説は昨年までハピネッツのプレイヤーだった高橋憲一アンバサダーです。
能代工業バスケットボール部元監督、加藤氏をしのんで・・・
先日、能代工業バスケットボール部の元監督・加藤廣志氏が病のために他界されました。
試合前に全員で1分間の黙祷も行いました。
ティップオフ!地響きのような応援が胸に響く!
いよいよゲームが始まりました!
この瞬間、会場のアリーナ全体にゴーゴーハピネッツコールが響き渡りました。
それはもう、まるで地響きそのもの。
声援が胸に響くようで、久しぶりに気分が高ぶりました。
「おいさー!」エース田口選手の3Pが決まると会場が沸いた!
ハピネッツのエース・田口成浩選手が3ポイントシュートを決めると、会場が一段と盛り上がりました。
ファンクラブ限定商品のおいさータオルで応援するブースターも多かったですね。
この日、秋田のブースターはひとつになった
相手はB2屈指のシュート成功率を誇るチーム。
ゲームは一進一退でした。
ですが秋田のディフェンスが冴え渡り、ダンクや3Pも決まりはじめジワジワを点差を広げ始めます。
終始ブースターの応援も続き、ゲームは右肩上がりで盛り上がりました。
フライアゲイン、ビクトリーウェーブ、タオルダンス。
盛り上がる演出も全て行われました。
会場全体が一体となったビクトリーウェーブ。
マスコットキャラクターのビッキー、この日も走りまくり!
会場全体でタオルダンス。
みんな持っているタオルをブンブンブンブン振り回していました(笑)
ハピネッツ3つの新記録
【新記録1】クラブ初!入場者数は過去最高の4,721人!
この日の入場者数は会場にいる誰もが気になったことでしょう。
なんて言ったってチケット完売御礼だもの。
なんと、来場者は 4,721名!!
画面に数字が表示された瞬間、会場に響き渡る「おぉー!」という歓声。
もちろん、この数字はクラブ新記録!
昨シーズン2016年10月1日ホーム開幕戦の4,328名、2017年2月18日横浜戦の4,457名を大きく上回る来場者!
「本気のピンク大作戦」と称したこの一戦、2016年10月1日のホーム開幕戦でのクラブ最高来場者数(4,328人)を超える4,457人のみなさまにご来場いただき、誠にありがとうございました。
ハピネッツ、記録更新おめでとう!!
【新記録2】Bリーグ参入後、初めて108点の高得点をマーク!
2016-2017シーズンのBリーグ参入後、初めて108点という高得点を記録!
すこし前からゲームを振り返ってみます。
第4クオーター、残り時間8分で『【秋田】91-68【FE名古屋】』。
今のところ秋田が大きくリード!
ところが、ここにきてFE名古屋も負けておらず、約5分の間に14得点も量産されてしまいます・・・((;゚Д゚))ガクガク
残り1分半を残したところで、ハピネッツは100点の大台を突破!キタ━(゚∀゚)━!!
終わってみると秋田が108点を記録してゲームを制しました。
しかし相手の名古屋も92点にまで迫っていたんですね。
100点ゲームで勝った試合でしたが、決して油断はできない一戦でした。
手に汗握ったなー。
【新記録3】クラブ初!連勝記録を17に伸ばす!
名古屋に勝ったことで、ハピネッツはクラブ創設以来初となる連勝記録も樹立!
連勝記録を17に伸ばし、いよいよB2東地区の地区優勝が見えてきましたね。
まとめ
ハピネッツの記録更新の瞬間を現地で迎えることができて最高のアリーナ体験ができました。
個人的には混雑していたとはいえ、入場者数が過去最高を記録したことが嬉しかったですね。
この4,721名という集客はB1の人気チームである千葉ジェッツ、栃木ブレックス、琉球ゴールデンキングスに肩を並べるレベルなので単純にすごい!
今後は地区優勝やB1昇格プレーオフという目白押しのイベントも控えているので、ますますハピネッツからは目を離せませんね。