あなたは2018年夏の甲子園で準優勝に輝いた金足農業野球部が利用したお店として話題になった「カレーハウス ブー」をご存じですか?
創業40年以上の老舗で、お店で提供されるカレーのボリュームがとにかく多く、そしてリーズナブルといことで有名です。
いろいろな芸能人や金農ナインも利用したことがあるお店ということで、甲子園が終わってすぐの頃は店内に入ることがなかなかできませんでした。
それからしばらく経った2018年11月に、やっとお店に入ることができました。
実は私、カレーハウス・ブーは今回初めての利用になります。
というわけで、お店の場所や駐車場情報、店内の様子やメニューの種類、食べてきたカレーの味など体験したことや感じたことをまとめました。
▼2018年夏の金農旋風の様子をまとめています。
もくじ
「カレーハウス・ブー」の概要
- 店舗名:カレーハウス・ブー
- 営業時間:11:00~16:00、18:00~21:00
- 定休日:年中無休
- 所在地:秋田県秋田市下新城中野琵琶沼198-6
- 電話番号:018-873-2957
お店は追分三叉路からすぐの国道沿い
「カレーハウス・ブー」は国道7号線に面しており、追分三叉路と呼ばれる道路のすぐそばにあります。
▼いろいろな看板の間にカレーハウス・ブーの看板があります。
▼カレーを食べているぶたのイラストが目印です。
▼お店の駐車場を囲むように看板は設置されています。
お店のすぐとなりは交通量が多い国道7号線ですので、潟上市方面から秋田市方面に向かう車線でないとお店の敷地に入ることが難しいかもしれません。
▼秋田でも交通量が多い道路のひとつ国道7号線沿いにお店があります。
秋田市方面から潟上市方面は走行の場合は、すぐ近くにあるスーパーのナイスや追分駅の駐車場で迂回するとアクセスしやすいですよ。
お店の近所には金足農業高校や追分駅があります。
敷地内の駐車スペースの広さは?車は何台駐められる?
「カレーハウス ブー」に到着した時間はちょうど昼時の12時でした。
まさに絶賛ランチタイム中!
敷地内に車が駐車できるスペースは全部9台分ありました。
ですがそのうち2台分のスペースは駐車場の奥の方にあり、手前に車を駐められたらおそらく身動きできません。
そのためちゃんと駐車できるのは7台ほどかな?と感じました。
私がお店に行った時はたまたま駐車場に空きがあったので車を駐められました。
ですがランチタイムなどで混雑している時間帯は早めに行かないと駐車できないことの方が多いようです。現地で感じた印象です。
また、敷地内駐車スペースの広さはやや狭いかなーという印象でした。
私は運良く車を駐められたものの、それでも駐車するときや出庫するときはやや苦労しました・・・。
歴史が伝わってくるような店舗外観も魅力
車を駐めたらいよいよお店の中に入ります。
中に入る前に気になったのはお店の外観でした。
お店のたたずまいがどこかレトロで、「ここは昭和時代か?」と思わせるような雰囲気でした。
▼全体的に老舗感が出ている外観
▼いのししを使った料理をおすすめしているようです。
▼お店の入り口の上には「カレーハウス ブー」の英語文字が。
▼ノスタルジックなたたずまいの入り口でした。
なおぞう
廃墟感・・・といったら失礼ですが、このようなレトロな雰囲気は個人的にすごく大好きです。
それではいよいよお店の中に入ってみましょう!
まるでジブリ!ノスタルジックな店内はクセになる!
店内に入った第一印象は店の中もノスタルジックでレトロな雰囲気だったこと。
なんといいますか、「これぞローカル!」という言葉がぴったりな店内でした。
近年オシャレなお店が増えてきている秋田市内で、ここまで歴史を感じられるお店には久しぶりに出会ったような気がします。
さすが創業40年!
▼レトロバーを思わせるようなカウンター席
▼カウンター席にはマンガの本がズラリ!もちろん自由に読むことができます。
▼一部のカウンター席にはいろいろな調味料が並んでいました。
▼店内にはソファー席もありました。
時間帯がランチタイムということで、店内はとても混雑していました。
またこの日の客層ですが、作業着風のお客さんや店員さんと親しく会話を楽しむお客さんがいたので、一見さんよりも常連さんの割合が多いような気がしました。
これは宝の地図?メニュー表のレトロ感がスゴイ!
はじめに通されたカウンター席でメニュー表を探していると、気付いた店員さんにメニュー表をいただきました。
▼渡されたお店のメニュー表
一番読みたいところが読めなーーーいっ!(笑)
なんとなんと!
一番読みたいところが破れていて読むことができませんでした(笑)
店員さんに破れている旨を伝えると、別のメニュー表を渡してくれました。
まるで宝の地図(笑)
渡されたメニュー表はところどころ破れており、水分が染み込んだような痕もありました。
宝の地図を思わせるそのメニュー表に、男の子なら冒険心を掻き立てられることでしょう(笑)
メニュー表をいただいて10秒ぐらいすると店員さんが一言。
メニューは決まりましたか?
あ・・・まだです。すみません・・・。
そしてその10秒後。
そろそろメニューは決まりましたか?
すみません、まだです・・・。
(もしかしてせかされている?)
ランチタイムで忙しかったからかもしれませんが、もうすこしゆっくりメニューが読みたかったです。
席に座ってまだ体感では30秒ぐらいしか経っていないような感じでしたが、店員さん的にははやく料理を決めてほしかったようです。
そんな時、メニュ表の中に「いのししカレー」があることに気がつきました。
そういえばお店の外でもいのししシリーズをプッシュしていたな、よし、これにしよう!
とういうことで、店員さんにメニューを伝えました。
お待たせしました!メニューが決まりました!
この「いのししカレー」をください!
あー、ごめーん!いのししは今日肉を切らしているからできないのよー。ほかに食べたいカレーはどれ?
・・・・・・。
えーと、最終的にはカツカレーを注文しました。
もし初めてお店に行く場合は、あらかじめメニューを絞っていったほうがいいかもしれません。第3希望くらいまで。
そしてなぜかカウンターからソファー席へ移動することに。
ということで、席について2分くらいでカウンター席とソファー席の2つの席を体験することができました。(なんかラッキー♪)
店内の座席はどうなっている?座席の種類一覧
さきほどカレーハウス ブーの座席の話題に触れたのでここで、座席情報をまとめておきたいと思います。
店内に座席は3種類ありました。
「カウンター席」「ソファー席」「座敷席」です。座敷席は掘りごたつタイプではなく、本当の座敷です。
- カウンター席・・・6席(うち2席はカウンターに食器類があり座れない)
- ソファー席・・・14席
- 座敷席・・・4人掛けが2卓
中でもソファー席はイスがふかふか!
ソファーの表面の生地がところどころ破けていましたが、それはそれで座り心地は良かったです。
さすが地元!店内には金農グッズがたくさんあった
カレーが到着するまでの間、店内をぐるりと眺めながら待っていました。
いろいろなところにレトロな展示物や金農関連のグッズがあり、なかなか楽しめました。
▼壁には金足農業が準優勝した時の新聞記事が。
▼壁にもメニューがありました。
実際にメニューを見れば分かるのですが、とにかくカレーが安いことに驚きます!
「このボリューム、500円で食べていいの!?」と思わず感じてしまうほど!
またメニューの横には店主の一言コメントも添えられていました。
なかなかユニークなコメントでしたよ。
- エッグカレー(たまごにこにこ オムレツもOK)・・・500円
- チキンカレー(けんこう コケ・コッコー)・・・500円
- ブーカレー(豚肉でトントンびょうし)・・・550円
- ビーフカレー(牛肉ゆったりしたいモーモー)・・・550円
- かもカレー(こってり脂)・・・600円
- カツカレー(勝負にカツ)・・・700円
- ハンバーグカレー(体にやさしい肉)・・・700円
- エビカレー(エビフライ又はボイルエビ)・・・700円
- コロッケカレー(じゃがいも野菜入)・・・600円
- ウィンナーカレー・・・650円
- シーフードカレー(海の幸、ホタテ、いか、エビ)・・・900円
- カニカレー(男鹿産のカニ身で)・・・1,000円
- 猪(いのしし)カレー(赤身のお肉です)・・・1,300円
- カレーうどん・・・500円
- カレーそば・・・500円
- 辛口・・・50円
- 2倍辛口・・・100円
- エッグ(目玉焼き、オムレツ風)・・・100円
- コロッケ・・・200円
- ウインナー・・・250円
- ハンバーグ・・・300円
- カツ・・・300円
- エビ(エビフライどちらでも)・・・300円
- カニ・・・700円
- シーフード・・・600円
- 大盛り・・・プラス100円
- 特盛・・・プラス300円
▼ソファー席では壁のメニュー表を見ることができます。
▼店内にはいたるところにマンガ本がズラリ!
▼金農が準優勝した時の手ぬぐいも飾られていました!
▼店内の雰囲気です。ランチタイム中はお客さんが途切れることがなかったです。
▼店の奥には座敷があります。床には毛布?が敷かれていました。
店内には凧(たこ)も飾られていました。何かの思い出でしょうか?
▼凧の下には有名人のサインが飾られていました。
一番左にはバナナマン日村さんのサインもありました。
▼1990年選抜時の手ぬぐい、そして今回の準優勝時の手ぬぐいも飾られていました。ファンにはたまらないだろうな・・・。
▼天井にはオシャレなシャンデリアのようなライトがありました。
カレーが到着!この量、食べ切れる・・・?
料理をオーダーして15分くらいでカレーが到着しました。
な・・・なんなんだ、この量は・・・!?
ウワサでは聞いていましたが、カレープレートの大きさに驚きましたっ!
正確に長さをはかったわけではありませんが、直径で45センチくらいはありそうな大きさでした。
▼サクサクのカツの上にはコロッケがおまけされていました!
▼まるで海のようなチキンカレー
「さぁ食べるぞ!」と思って意気込んでいると、店員さんがスプーンと水を持ってきました。
そういえば、運ばれてきたのはカレーだけでした・・・。
さらによくよく話を聞いていると、本来カツカレーは丸い皿なのですが間違えて細長い皿にしてしまったようです。
大丈夫!そのぐらい、いいってことよっ!
さて、これでようやくカレーを食べることができます。
▼これでフル装備!さぁカレーを食べるぞっ!!
ドキドキしながらカレーを実食!
それではいざカレーを実食したいと思います!
カレーを食べる直前、なぜか胸がドキドキしていました・・・。
ごはんはあきたこまちを使用!
ほんのり新米の香りが感じられ、ほくほくとおいしかったです。
気になるカレーは全体的にサラサラしており、ほどよくスパイスが効いていました。
鶏肉の風味もほんのりと伝わってくるような、おいしいチキンカレーでした。
▼おまけコロッケは野菜コロッケでした
おまけでついてきたコロッケは野菜コロッケでした。
口に入れるとサクッと柔らかく、じゃがいものおいしさが口いっぱいに広がりました。
▼おいしくいただけた野菜コロッケ
▼カツカレーのカツも衣がサクサク!肉も固すぎずおいしかった!
▼ペロリ完食!
テーブルに運ばれてきた時は全部食べきれるか心配でしたが、なんとか食べきることができました。
(福神漬は色が強く出ていたので今回は残すことに・・・すみませんっ!)
今回のカレーの量で通常盛りです。
これが大盛り、特盛になると一体どうなることやら・・・。
まったく想像がつきません!
「カレーハウス ブー」を食べログでみる
お店の情報は食べログでも見ることができます。
ランチタイムは基本的に常連さんや近くの会社の人たちでいっぱいです。
待ち時間なしでボリューム満点カレーを楽しむなら、食べログからの事前予約が賢いです。
アクセス
※スマホの場合は横スクロールできます。
店舗名 | カレーハウス ブー |
所在地 | 秋田県秋田市下新城中野琵琶沼198-6 |
駐車場 | 敷地内に7~9台 |
交通情報 | JR追分駅から徒歩10分 |
車を借りる | レンタカー予約はこちら |
周辺グルメ | |
遊び・体験 | |
周辺宿泊先 |
まとめ
今回初めてカレーハウス ブーに行きましたが、ノスタルジックな店の外観やカレーのボリュームがクセになりそうでした。
常連さんがついたり、高校生も食べに来たくなる理由が分かったような気がします。
追分の地で約40年続くおいしさの秘密を、今度はあなたの舌で確かめてみてください。
▼【こちらもどうぞ】2018年夏の金農旋風の様子をまとめました。
