【観光名所!?】うどん蕎麦の自動販売機が秋田で人気を集め話題!

 

秋田で今、うどん蕎麦の自動販売機が注目を集めており話題です!

今回は道の駅あきた港にある、自動販売機のうどん蕎麦屋さんの人気の秘密に迫りました。

 

うどん蕎麦の自動販売機はどこにある?

秋田市土崎にある道の駅「あきた港」。

地上100メートルのタワーがあるセリオンのところです。

 

 

敷地内にあるガラス張りのセリオンリスタ内に、うどん蕎麦の自動販売機はあります。

 

 

 

【注目されたきっかけ】うどん蕎麦の自動販売機の歴史を振り返ってみた

うどんそば自販機は かつて土崎の個人店で稼働していた

うどん蕎麦の自動販売機は以前からセリオンリスタにあったわけではありません。

 

1958年創業の土崎の個人商店『 佐原商店 』にかつては設置されていました。

1971年の稼働開始から実に40年以上もの長い間、お客さんにおいしい一杯を提供し続けてきたのです。

 

2016年、うどん蕎麦の自動販売機が存続の危機に!

しかし2016年、店主佐原さんが高齢化のためにお店を存続させることが困難になったことを明かしました。

 

閉店に伴い、長年ファンに親しまれてきたうどん蕎麦の自動販売機も撤去されることになったのです。

 

秋田港近くの船舶食料商「佐原商店」が閉店することになった。うどん自販機も撤去されるというニュースが、2016年3月7日、産経新聞で報じられ、衝撃が広がっている。

出典:Jタウンネット

 

こうして、佐原商店はファンに惜しまれつつも平成28年3月31日をもって閉店することが決まりました。

 

歓喜!うどん蕎麦の自動販売機の継続稼働が決定する

しかし!

ここで佐原商店のうどんそば自販機ファンにとって、嬉しい知らせが飛び込むことになります。

 

佐原商店の閉店告知後間もなくして、うどん蕎麦の自動販売機は近隣の道の駅あきた港へ譲渡されることが決まったのです。

 

秋田市の土崎港西にある「佐原商店」のうどんそば自動販売機が、すぐ近くの「道の駅あきた港」に引き取られ存続することが決まった。2016年3月17日、河北新報が報じて、大きな話題となっている。

出典:アメーバニュース

 

NHKと佐々木希がテレビで取り上げ、全国に知名度が広がる

さらに!

うどん蕎麦の自動販売機のニュースはNHKの番組『 ドキュメント72時間 』に取り上げられ、全国的に知られるようになりました。

 

 

さらにさらに!

秋田市出身の女優・佐々木希さんがテレビ番組『 誰だって波乱爆笑 』で、「 青春時代は佐原商店まで自動販売機のうどん蕎麦をよく食べに通っていた 」と、うどんそば自販機のことを紹介しました。

 

 

こうしてうどん蕎麦の自動販売機は既存のファンに加えて新規のファンをも取り囲みながら注目を集め、現在にいたるのです。

 

うどんそば自販機の人気の秘密に迫る!

NHKの番組効果と佐々木希さんのテレビ紹介効果も手伝い、今再びうどん蕎麦の自動販売機が注目されています。

 

人気の理由3つを考察してみました。

 

【人気の理由1】自動販売機のレトロ感がたまらない

テレビでの宣伝効果はもちろんありますが、私はうどん蕎麦の自動販売機がかもし出す「レトロ感」も人気の理由のひとつだと考えています。

 

 

今では日本全国を探しても数えるほどしかないというレトロなうどん蕎麦の自動販売機。

 

ですがこのモデルはすでに製造中止となっています。

そのため、どこかが故障したらその都度修理したり中古品を探してきてきは代替えしたりしながら続けてきたそうです。

 

すでに同型の自販機は製造中止となっており、故障のたびに修理し、中古品を探しては代替えとしてきた。4代目となる現在の自販機もそれほど状態がいいものではないという。

出典:ねとらぼ

 

すでに製造中止のために全国的にも絶滅危惧種になっているうどん蕎麦の自動販売機。

 

12食程度のうどん蕎麦を作るとお湯切れを起こし、再度お湯を沸かすには50分もかかっていたと言われています。

 

出典:ねとらぼ

 

頻繁に湯切れを起こしていたうどんそば自販機でしたが、買い求めるお客さんの列は絶えなかったといいます。

味はもちろんですが、自販機が漂わせる哀愁感もまた魅力だったのでしょう。

 

【人気の秘密2】うどん蕎麦がとにかくおいしい!

お金を入れて待つこと25秒。

鰹節ベースの甘みがあるだしの一杯が食べられます。

 

 

今回は蕎麦を買ってみました。

使われている天ぷらは鰹だしを吸ってふんわり浮いており、使われているねぎはなんと生ねぎでした!

 

だしの旨味と天ぷらの旨味が口いっぱいに広がり、25秒で完成した蕎麦とは思えないおいしさでした。

リピーターが多いのも頷けます。

 

【人気の秘密3】店主佐原さんの人柄とお客さんとの信頼感

一番の人気の理由はここだと思います。

佐原さんの人柄と40年以上という長い年月をかけて積み重ねてきたお客さんとの信頼関係が、うどんそば自販機人気の理由なのではないでしょうか。

 

佐原商店の店主と客が長年積み重ねてきた信頼感や郷愁感が、あの空間に宿っていたから、あのテーブルは特別な場所だった。

出典:懐かし自販機

 

自分のお店を畳んだ佐原さんですが、現在は道の駅あきた港の社員としてうどん蕎麦の自動販売機コーナーを担当しています。

 

うどん蕎麦の自動販売機の歴史や人気の秘密を知ると、ますます本物が食べたくなりますよね。

ここからはうどんそば自販機までのアクセス方法や現地の様子、買い方をご紹介したいと思います。

 

【アクセス】自動販売機までは迷わずいくことができる

セリオンリスタは『道の駅あきた港』にあります。

地上100メートルのセリオンがある場所ですので知っている人も多いのではないでしょうか。

 

セリオンリスタに入ると、秋田県内の観光情報を知ることができます。

 

 

 

うどん蕎麦の自動販売機までの案内があります

そして気になるうどん蕎麦の自動販売機の場所ですが、セリオンリスタに入ると案内がありますので迷うことはないと思います。

 

 

 

案内の通りに歩いていくと、佐原さんの顔が描かれた場所に到着します。

 

 

 

ここにうどん蕎麦の自動販売機があります。

 

 

【店の雰囲気】食堂の雰囲気がどこか懐かしい

お店(フードコート)はテーブルとパイプ椅子を置いただけのスペースとなっています。

 

 

シンプルな作りでごちゃごちゃしていないので、どこか懐かしい雰囲気さえ感じてしまします。

 

 

お店には『 佐原商店 思い出のスナップ 』というコーナーがありました。

 

 

佐原商店の歴史が分かる写真や新聞記事がたくさん掲載されています。

 

 

自動販売機で販売されているうどんは買うこともできます。

 

 

セリオンタワー1階にある物産館「セリオンガーデン」にて購入可能です。

 

お店には簡易的な手洗い場もありました。

 

 

手を洗ってから食べられるのは嬉しいですね。

それでは次にうどん蕎麦の買い方をご紹介します。

 

【買い方】操作はかんたん!お金を入れて25秒で完成

【手順1】うどん蕎麦の自動販売機の前に行く

こちらがうどん蕎麦の自動販売機です。

 

 

自動販売機には営業時間の案内などの表示がありました。

うどん蕎麦の販売時間は夕方の17:00までとなっています。

 

 

『 品切中 』と表示されている時はお湯を沸かしている時のようです。

佐原さんが描いたのでしょうか、かわいいですね。

 

 

【手順2】お金を入れて食べたいメニューを選択する

お金を入れる前にランプが『 販売中 』となっていることを確認しましょう。

 

 

ランプを確認したら自動販売機にお金を入れていきます。

 

MEMO

 

自動販売機では100円、50円、10円を使うことができます。

 

ほかの硬貨、紙幣は使えません。

 

両替は隣の事務局に問い合わせすれば対応してくれます。

 

 

料金は一杯250円(税込み)です。

 

 

お金を入れたら天ぷらそばと天ぷらうどん、どちらか食べたいメニューのボタンを押します。

 

 

【手順3】完成までの25秒間、わくわくしながら待つ

商品を選ぶと『 調理中 』の欄に完成までの時間が表示されます。

 

 

残り3秒!

 

 

残り2秒!!

 

 

1秒!!!!

 

 

0秒!!

完成だ!!

 

 

時間になると自動販売機の下にある取り出し口に容器が出現します。

 

 

 

 

注文したメニューが完成したら取り出し口の扉を開いて受け取ります。

 

 

思っている以上にスープの量が多いのでこぼさないように注意です(笑)

 

 

【手順5】割り箸をもらい、かけ放題の七味唐辛子をトッピングする

自動販売機には割り箸が入っているスペースもあります。

 

 

フタを開けて必要本数もらっていきましょう。

 

 

そしてお店のいたるところに七味唐辛子があります。

 

 

七味唐辛子はかけ放題となっています。

好みの量を使うことができます。

 

 

【手順6】席に着いて実食する

準備が整ったら空いている席を探していよいよ実食です。

 

 

七味唐辛子はペットボトルのキャップに大きな穴を開けただけのシンプルなもの。

 

 

かけ放題になっていますが、かけ過ぎ注意です(笑)

 

 

記事の中でも触れてきましたが、鰹節ベースの甘みのあるだしが美味しかったです。

今回は蕎麦を食べましたが、硬すぎずやわらかすぎず食感もちょうど良かったですね。

 

天ぷらの旨味もスープ全体に広がっており、味に深みを感じました。

 

「一杯」を求めるお客さんは全国から集まっている

取材当日は閉店時間が近かったのでお客さんは私以外にいませんでした。

ですが普段はお客さんであふれる人気のお店です。

 

事務局のスタッフに尋ねてみたところ、自動販売機の蕎麦うどんを食べるお客さんは今や地元の人だけにとどまっていないようです。

素朴な一杯を食べるためだけに北は北海道、南は九州沖縄まで、今や国各地からお客さんが集まっていると教えていただきました。

 

【まとめ】秋田の新観光名所!?にぎわいを作る発信地に

 

場所を変えながら40年以上も前からおいしいうどんと蕎麦を提供してきた自動販売機。

 

  • 全国的にもめずらしい
  • ここでしか食べられない
  • とにかくおいしい

 

こうなってしまえば、お店を利用するお客さんは今後もますます増えていくことでしょう。

 

きっとこれからは秋田の観光名所のひとつとして注目される機会も多くなると思いますが、昔ならではの素朴な雰囲気素朴な味は変わらず続いてほしいですね。

 

 

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